【展覧会情報】
2015年10月28日から2016年2月21日まで、ミラノ文化博物館(MUDEC)では、コペンハーゲンのニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館のフランス絵画部門監修のリーネ・クラウセン・ペデルセン氏とディレクターであるフレミング・フリブル氏により監修された“Racconti dal paradiso 仮題:天国からの物語”と題したゴーギャン展覧会が開催されています。
【見どころ】
世界の12の美術館とプライベートコレクションから集められた約70作品が展示され、画家自身が訪れた場所の芸術作品や写真も合わせて展示されています。
この展示法は、英仏のポピュラー・アートから古代エジプト美術まで、さらにはカンボジア美術とジャワ美術への知識を持ちつつ、インカ文明ペルー美術からポリネシアの美術、生活、そして文化にまで辿りついたポール・ゴーギャンという画家がインスピレーションを受けたその源を知り、かつ分析できるように気を配ったものです。
そしてこの展覧会では、画家自身のいくつかの代表作とインスピレーションの源を比較することで、“未開主義”という彼独自でオリジナルのアプローチを表現しようとしています。
【アクセス】
最寄(メトロ)はポルタ・ジェノヴァ / Porta Genova。
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