先日、お客様よりローマ市内の噴水周辺での飲食についてのご質問をいただきました。
ローマ市観光局より返答がありましたのでご案内いたします。
昨年2017年6月中旬、ローマ市内の約40か所の歴史的・芸術的・考古学的な遺産となる噴水とその周辺での飲食、座り込みなどについて、禁止条例が発令されました。
【禁止事項】
♦野宿する、飲食する
♦対象に座る、上る/よじ登る
♦伝統に従った慣習(コインを投げる)以外で、液体を流し入れる、物を入れるあるいは投げ込む
♦動物、衣類、またそれに準ずるものを洗う
♦動物に飲ませる
違反した場合は、40~240€の罰金となります。
当初の条例有効期間は、2017年10月31日までとなっておりましたが、現在のところ、停止されている報告がありませんので、どうぞご注意ください。
ローマ市観光局条例案内ページ(伊語のみ)
【対象となる場所】
トレヴィの泉、ライオンの泉&ネットゥーノの噴水&デア・ディ・ローマ噴水(ポポロ広場)、バルカッチャの噴水(スペイン広場)、 4大河の泉&ネットゥーノの泉(ナヴォーナ広場)、カテクメニの噴水 (マドンナ・ディ・モンティ広場)、アクア・パオラ噴水(トリルッサ広場)、サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ広場の噴水、トリトーネの噴水(バルベリーニ広場)、ナヴィチェッラの噴水&ドゥエ・マリの噴水、アラコエリ広場の噴水、ナイアディの噴水(レプッブリカ広場)、カンポ・ディ・フィオーリの噴水、 デア・ローマの噴水(カンピドリオ広場) 、モストラ・デッラクア・パオラの噴水(ガリバルディ通り)。